凍結含浸法
やわらか食「柔らか素材・惣菜」は、 凍結含浸法(とうけつがんしんほう)により、食材の形状・色彩・風味・栄養を残したまま、食感をやわらかくし食べやすく加工しています。 病気や高齢化を原因に、食べたり飲みこんだりする機能が弱くなり、それまで食べられていたものを食べることが困難になることがあります。そのため、これまでの介護食では、刻んだりペーストにしたりすることで、食材の形を崩して食べやすく調理をしていました。しかしこれらの食事は、見た目が良くない、何を食べているのか分かりにくい、美味しくない、誤嚥の可能性も、という問題点がありました。 | |
形状は普通の食材と変わらないのに、箸やスプーンで崩せる程度までやわらかくなっています。 また、やわらかいだけでなく、葉物などの緑野菜は鮮やかな緑色が残っているので、食事に彩りを添え、食欲も湧きます。 その他、食べたくても食べることのできなかった、れんこんやごぼう等の根菜類も容易に潰すことができる驚異のやわらかさです。 見た目は普通ですが、トロける程やわらかくなっているので、刻んだりすり潰したりする必要はもうありません。 | |
凍結含浸法(とうけつがんしんほう)は、 凍結・解凍後、酵素液中で数分間減圧下に放置することで組織内にある空隙の空気と外部にある酵素を置換させ、細胞間の接着物質ペクチンを分解します。食材の形状、色彩、栄養成分、機能成分を損なわずにやわらかくします。 凍結含浸法(とうけつがんしんほう)は広島県立総合技術研究所が開発した特許技術です。※特許実施権許諾済 従来の介護食に代わる全く新しい冷凍介護食品です。 (注)凍結含浸法を用いず独自技術でやわらかさを実現している商品もございます。 |